日本の英語プロの間違い¥315
自称英語のプロ達へ、きつい一発お見舞い申し上げます。米在住じゆうより
目次
日本とアメリカの情報の間違い集
1 アメリカハワイ州観光情報のハワイ交通ルールのとんでもない間違い
Left turn YIELD on greenの本当の意味
2 アーノルドシュワルツネッガーカリフォルニア知事の交通違反報道の
事実
3 nauseateの英和辞典と英英辞典の意味の違いと日本の新聞での報道
4 Jドラマの英語テロップーsubtitle に見る英和辞典と英英辞典の違い
5 cross fire の意味
6 構内か構外か
7アメリカの現実を無視した鈍感なレポート
1アメリカの住宅事情について
2アメリカの違法移民について
8 国際語になった日本語
Karoshi 過労死
9 生活の中の言葉
ガカモレ、アグアカテについて
10選挙戦にまつわる日本の新聞の報道
11普段の報道の中のちょっとした言葉
12法律の違いによる微妙なギャップ
13アメリカの報道に見る日本への誤解
日本とアメリカの情報の間違い集
1アメリカハワイ州観光情報のハワイ交通ルールのとんでもない間違い
Left turn YIELD on greenの本当の意味
2007年10月、ハワイに始めてアメリカから旅行しました。
ハワイは、それまで縁がなかったのですが、ちょっとした問題がありました。
それは、今迄海外の旅行先でレンタカーで運転をしたことがなかったことです。
アメリカ、カリフォルニア州に住んでいるので、カリフォルニア州の免許を
既に、取得しているものの、慣れない場所を運転するのは、あまり好ましいものではありません。
それで、出発前に、早速下調べを始めたのです。
英語の情報では、あまり運転について書かれているものがなかったので、日本語のサイトなどを参考にしました。
日本の旅行客のレビューやブログなどにも様々なレンタカーやハワイでの運転についての話が書かれていました。
役にたったのは、googleでクローズアップすることで、車線などが見えたことです。これで、運転のイメージがわくので、これは参考 になりました。
ところが、あるハワイ州の観光情報サイトで、とんでもない間違いを発見しました。
Left turn Yield on green についての解説でした。
アメリカの一部の州、ハワイ、カリフォルニアなどは、赤信号で、安全であれば、右折できる。一方方向への右折、左折なら、信号が 赤でもできるというルールがあります。
ところが、このLeft turn yield on green について、なぜか観光情報には、日本語で、青で左折が優先だと書いていたのです。
この文書の意味そのものがわからなくて、誤訳したのだと思います。
Left turn 左折 yield 譲る on green 青で、
Left turn はこの文章で主語です。
だから、単純に、左折は青で譲れ という意味です。
左折車が青で譲らなければならない対象は当然、対向車線の直進車です。
こちらの左折レーンが青信号でも、対抗車線の直進車が青で走行中なのですから、反対車線から左折をしようとしている車は、青で あっても、直進車をまって、その流れが途切れて安全であれば、左折できるということなのです。
Yield は英和辞典にも 譲れという意味があります。
問題なのは、ハワイの観光情報サイトに全く反対の意味が日本語で書いてあること、更に、それに気がつかずに、旅行客がそれに従い、インターネットのあちらこちらで、この解説を正しいと紹介していたことなのです。
その旅行者は、「ハワイでは、青で左折車が優先なのに、対向車線が直進で飛ばしているので、注意が必要だ」と書いていました。
違います。あなたが、左折をする時に、待たなければならないのです。
Left turn yield on green
左折車は青で、直進車に道を譲り、注意して安全だったら左折できる。
この意味を間違えないで下さい。
ちなみに、このルールは、全米で同じはずです。基本的にアメリカの交通ルールであり、州によって多少の違いはあるものの、yield on green とあれば、
青信号で、注意 ですし yield on red とあれば、赤信号で注意です。
Yield ahead とあれば、前方注意で前方で他の車に道を譲れという意味です
これは、2005年から様々な日本の翻訳などの中で見かけた、もっともとんでもない誤訳でした。
そして、その間違いが何年間も訂正されることなく放置されていたことに恐ろしさを感じました。
レンタカーを使用しようとする旅行者の多くがそのサイトを公式の情報として参考にしたことでしょう。
ハワイには日本人が多く住んでいるのに、なぜ数年間もの間、気がつかれずに放置されていたのでしょうか。
